夏がやっと終わって少し気温が下がり始めました。デグーは暑さにも弱いですが、寒さにも弱いです。
もうすでに朝や夜はそれなりに気温の低い日があります。ですので、デグーの防寒対策としてペット用ヒーターの出番です!!
ペット用ヒーター
世の中にはペット用ヒーターというものがあります。その名の通り、ペットのためのヒーターです。消費電量が少なめで狭い範囲を温めるのに適しています。
主なものはパネルヒーターや保温電球で、私は両方を購入し使用しています。
パネルヒーター
「ハリネズミ用のパネルヒーター」です。ハリネズミ用のヒーターなので、少し大きめです。
本体とコードは完全にくっついていて分離できません。また、コード自体は結構太めです。このコードは外側は樹脂ですが、内部は金属に覆われているのでデグーも噛みつきにも耐えられます!!ポイント高い!
パネル部分はデグーに対して結構大きめです。ハリネズミ用なので当然ですけどね。(上の写真ではデグーがカメラに近づきすぎてそれほど大きく見えませんが…。自分の撮影技術の無さが浮き彫りにw)
我が家は2匹飼いなのでこれくらいの大きさが必要だと思って、この大きさにしました。。
ちょっと問題が…
一つ問題がありまして…。コードの着脱ができないため、ヒーターのコンセントの部分がゲージの網を通らなかったという…。
結局どうしようもなくなり、ゲージの網をペンチで無理やり広げてコンセント部分を通し、無事に使えるように。こちらの商品を買うつもりの方がいましたらお気をつけください。掃除をするときも若干邪魔にはなってしまいます。
パネルヒーターの温度は?
こちらの商品は「リバーシブルヒーター」という商品名通りで、表と裏のパネルの色が違います。また、実は表と裏で温度が異なるのです。上の写真の濃い茶色の面では38℃くらいの温度です。逆の面は薄い茶色で、30℃くらいの温度となります。(上で載せていた画像はすべて濃い茶色の面です)
私も触って確かめてみたのですが、濃い茶色の面は思ってたよりも熱い…。薄い茶色の面は比較的ぬるめですが、デグーが低温やけどになったりしないか心配でした…
デグーが低温やけどしてしまうのが怖かったので…
そこで、以前何故か買ってみていた「チモシーマット」という商品をその上に乗せてみました。(薄い茶色面の上にして)
こちらを乗せてみたところ…、すごくいい!!すごく絶妙なぬるさになりました。
この上に「ナチュラルバー」を乗せてあげて配置完了です!
ヒーターを導入したその日からデグー達は小屋の中でヒーターの上が定位置となりました。
寝るときも前まではステージモックでしたが、ヒーターの上で寝るようになりました。(ステージモックで寝てる姿は可愛くて好きだったので少し悲しい…)
※2018年11月10日追記
チモシー座布団をパネルヒーターに乗せるのは当初は良いと思っていたのですが…
残念ながら欠点がありました…。端的に言いますと、臭いです…。
チモシー座布団の上で、まき散らされた尿とチモシーが温められて、結構匂いがきつかったです。
そのため、今はチモシーマットの代わりにタオルをヒーターの上に敷くようにしました。匂いはあまりしなくなりました。
保温電球
その名の通りで、電球で熱を発生する暖房器具です。その辺にある電球って手を近づけると暖かいですよね?(もはや最近電球なんて見ない気もしますが…)その熱を暖房として活用するのが保温電球です。
一般的な白熱電球とは違い、光がほとんど出なく周囲を温めることに特化しています。イメージとしてはハロゲンヒーターに近いと思います。これなら、寒い日もデグーが元気に動き回れるのではないでしょうか。
「ミニマルランド 保温電球カバー付き 40W」です。一番メジャーな商品のようなので、こちらを購入しました。色々なネット記事を調べてみたところ、20W電球ではパワー不足であまり暖まらないとのことで、40W電球にしました。
メーカーさんの説明によると、40W電球では周辺の温度が+7℃くらいになるそうです。
最初は電球がはまっていないので、カバー内のソケットに電球を接続したら、準備完了です。これでコンセントを挿すだけで暖かくなります。
フックが付いているので、これをケージの網に引っ掛けて使います。
ケージの内側につけるか外側につけるか迷いましたが、私はケージの外側につけることにしました。(やはりデグーがやけどしないか心配だったので外側にしています。あと内側に入れるとデグーに荒らされる気もしました…。)
こんな感じで外側に設置してみました。デグー達は結構電球の前で暖まっているようです。
思ったより暖かくない?
保温電球を設置して少ししてから思ったことなんですが、思ったより暖かくない気がします…。
よく見るとデグーも保温電球にぎりぎりまで近づいていますし、周囲に熱が逃げてしまっているみたいですね…。
ケージから熱が逃げないようにしたい
ケージから熱が逃げて行っているのはどうにかしたかったので、カバーを買うことにしました。
私が使用している「イージーホーム40ハイ」用のカバーがすでに売られているようなので、こちらを被せました。
被せる際にヒーターの部分が溶けてしまいそうだったので、ヒーター用のカバーを自作して、取り付けています。
カバーのおかげで、少しは暖かくなった(?)気がします。
カバーの作成は以下の記事で紹介しています。
防寒対策の効果は?
防寒対策の結果ケージ内の温度は室内温度+4℃くらいになりました。
記事を書いている現在は室温16℃・ケージ内温度が20℃となっています。
それなりに効果が出ましたが、寒さがさらに近づくと厳しいです。
まとめ
ペット用ヒーターの導入とカバーの設置することができました。これで本格的な冬までのデグーの防寒対策は完了しました。
しかし、真冬でさらに気温が下がってくるとエアコンが必須になりますので、そこは惜しまないようにします。